韓国の中華料理、あなたはチャジャン麺派ですか?チャンポン派ですか?
私は辛い物が苦手なのでチャジャン麺のほうが好きですが、どちらも好きな方は気分によって決めたり、決められないからどっちも食べるという選択もあるでしょう。
チャジャン麺vsチャンポンのように、韓国では好みが分かれ、みんなの頭を悩ませる2択があります。
この記事では、韓国の【○○vs●●】あなたはどちら派!?事情を紹介していきます。
自分はどちらだろうと考えながら、ぜひご覧ください!
韓国の中華料理 チャジャン麺vsチャンポン
韓国語だと【짜장면 vs 짬뽕】と言います。
黒くて甘い味付けのチャジャン麺と、赤くて辛いチャンポン、あなたはどちら派ですか?
韓国の中華料理店ではチャジャン麺、チャンポン、タンスユク(韓国の酢豚)、焼き餃子が定番です。
タンスユク(韓国の酢豚)と焼き餃子はみんなでシェアして食べますが、チャジャン麺とチャンポンは、各々がどちらか1つを食べるので、どっちを選択するか悩みがちです。
悩んで悩んで決められないときは、チャムチャ麺を頼みましょう。
チャムチャ麺【짬짜면】は、チャジャン麺とチャンポンのハーフ&ハーフです。
よく見てください!2つの頭文字をとっています。
この究極の2択を日本で例えるなら、ラーメンかつけ麺か悩むような感覚ではないでしょうか。
韓国の中華料理【タンスユク】ソースをかけるvsつける
韓国の中華料理の定番、韓国の酢豚【탕숙육】は、豚の揚げ物に甘酢ソースをかける派かつける派に分かれます。
日本の酢豚と違い、韓国の酢豚はお肉とソースが別々になっているのです。
韓国語だと【부먹 vs 찍먹】 と言います。
【부먹(ブモク)】 ⇒ 豚肉に甘酢ソースをかけて食べる
【찍먹(チッモク)】⇒ 豚肉に甘酢ソースをつけて食べる
先ほどのチャジャン麺とチャンポン同様、タンスユクも韓国の中華料理の1つではあるのですが、
タンスユクはチャジャン麺とチャンポンと違って、みんなでシェアして食べるものなので論争が起きがちです。
1人で食べる分には自分しか食べないので問題ないですが、みんなでシェアして食べるからこそ
食べ方で意見が分かれ、論争になるんですね。
日本で例えるなら、みんなで食べる唐揚げに、レモンをかけるかかけないか問題に近いのではないでしょうか。
韓国の酢豚については別の記事でも紹介しているのでよかったら見てみてください。
韓国の中華料理『韓国の酢豚』とは!日本の酢豚といったい何が違うの?
水冷麺vsビビン冷麺
韓国語だと【물냉면 vs 비빔냉면】と言います。
略すと물냉・비냉です。
冷たいさっぱりとしたスープの水冷麺と、ピリ辛なタレの効いたビビン冷麺、どちらを選びますか?
これは夏になると誰もが食べたくなる、究極の2択です。
夏ならパンチのきいたビビン冷麺もいいですし、
夏だからこそさっぱりと水冷麺を選択したくもなりますよね。
夏と言いましたが、冬場に食べる方もたくさんいる、季節を問わず人気な料理です。
日本で言うと冷やし中華かそうめんかというところでしょうか。
番外編 冷麺にはさみを入れるvsそのまま食べる
冷麺つながりで番外編です。
お店で冷麺を頼むと店員さんがはさみを持って来てくれたり、その場ではさみで切ってくれたりします。
麺のコシが強く、切って短くした方が食べやすいためです。
しかし、冷麺をおいしく食べるには、コシの強い麺を切らずに食べるのが1番だと言われています。
長い麺を吸いながら食べてこそ、本来の味を味わえるからです。
このように、冷麺をはさみで切って食べるか、そのまま食べるかで意見が分かれます。
最近はどの店でも食べやすいように切ってくれますが、はさみで切ると冷麺本来の触感がなくなってしまうという意見以外にも、麺は長寿を象徴する食べ物だから切ってはいけないという理由でそのまま食べる方もいるそうです。
ただ、食べたことがある方はわかると思いますが、はさみを入れないとものすごく食べずらいです。
カンジャンケジャンvsヤンニョムケジャン
韓国語だと【간장게장 vs 양념게장】と言います。カタカナのままです。
カニを醤油に漬けたカンジャンケジャンと、カニをヤンニョムで和えたヤンニョムケジャン、どちらが好きですか?
カニなので捌くのも食べるのも難しいですか、カニが好きな人はどちらも好きではないでしょうか。
ただ、生ものなので、苦手な方にとっては意味がない2択かもしれません。
ご飯泥棒の代表でもあるカンジャンケジャンはとても人気ですが、少し生臭い気がする…との理由で辛みのあるヤンニョムケジャン派の方もいるようです。
カンジャンケジャンは醤油に漬けてあるので塩味が強くごはんも進みますが、ヤンニョムケジャンはヤンニョムと和えてあるだけなので、単体で食べるのに適しています。
これも好みによるので、とても難しい2択ですね。
日本で例えると、マグロを醤油でそのまま食べるか、ポキ丼にして食べるかというような感じでしょうか。
フライドチキンvsヤンニョムチキン
韓国語だと【후라이드치킨 vs 양념치킨】と言います。ほぼそのままですね。
サクサクのフライドチキンと、揚げた後甘辛く味付けしたヤンニョムチキン、どちらを食べたいですか?
韓国にはチェーン店も含め、たくさんのチキン屋さんがあります。
出前も簡単に取れますし、今や国民食とも言われるくらい人気です。
韓国のチキン屋さんに行くと色んな味のチキンがありますが、やはり定番といえばフライドチキンとヤンニョムチキンの2択ですよね。
どちらも食べたいときや、意見が分かれたときは、ハーフ&ハーフにしてどちらも楽しみましょう。
この究極の2択は日本で例えると、たこ焼きのソース派か塩だれ派かのようなイメージでしょうか。
番外編 骨ありチキンvs骨なしチキン
韓国語だと【뼈치킨 vs 순살치킨】と言います。
チキンの2択が出てきたので、チキンつながりでこちらも紹介したいと思います。
チキン屋へ行くと、味以外でも骨ありか骨なしかで悩みがちです。
メニューにも骨あり骨なしの記載がありますよ。
骨ありでも骨なしでもチキンであることに変わりはないのですが、デートで行くなら、食べやすい骨なしをオススメします。
焼酎vsビール
韓国語だと【소주 vs 맥주】と言います。
これは日本も同じですね。みなさんビールと焼酎どちら派ですか?
お酒も意外と好みが分かれます。
食べるものによってお酒も変えたり、こだわりのある方も多いのではないでしょうか。
焼酎はアルコール感が強いからビール派という方もいれば、ビールは炭酸でお腹がいっぱいになってしまうから焼酎派という方もいます。
この記事で何度か『悩んだらハーフ&ハーフ』と紹介しましたが、なんと、韓国のお酒好きは焼酎とビールを混ぜるんです。
焼酎【소주】とビール【맥주】を合わせて、【소맥】と言います。
焼酎がビールで薄まるので、焼酎が苦手な方でもすっきり飲めますよ。
お酒をお酒で割るなんて発想、なかなかすごいと思いませんか。
味噌チゲvsキムチチゲ
韓国語だと【된장찌개 vs 김치찌개】と言います。
味噌チゲもキムチチゲも韓国の代表的なチゲ料理です。
どちらも定番だしどちらもおいしいので、選ぶのが難しい究極の2択です。
お店や家庭によって、チゲの材料や味も異なるので、気分によってもどちらを食べたいか変わってくるでしょう。
しゃぶしゃぶを食べるとき、ポン酢もゴマダレも必要じゃないですか?
日本で例えると、しゃぶしゃぶのタレの2択のような感じです。
韓国の中華料理【チャジャン麺vsチャンポン】!韓国の『究極の2択』事情を紹介【まとめ】
韓国の中華料理、チャジャン麺派?チャンポン派?を筆頭に、韓国における『究極の2択』事情を解説していきました。いかがでしたでしょうか?
日本同様、韓国にも誰もが頭を悩ませる○○vs●●があります。
韓国の中華料理においてはチャジャン麺vsチャンポンだけじゃなく、タンスユク(韓国の酢豚)でもかける派vsつける派があるので、韓国の中華料理界隈は忙しいですね。
ここで紹介したもの以外にも、たい焼きを頭から食べるか尻尾から食べるか、コーラ派かサイダー派か等、日本のような『究極の2択』もあります。
文化は違えど、同じものもあったりしておもしろいですよね。
あなたはどちら派でしたでしょうか。
他にも色んな記事がありますので、読んでいただけると嬉しいです。